SPARX FAQ

1. スパークスとは?
スパークスはニュージーランドの首相によるYouth Mental Health Project の取組みの1つとしてオークランド大学の研究者チームによって10代向けに開発された認知行動療法に基づくゲームです。日本版は,日本人成人に合うようにローカライゼーションを行ったものです。
スパークスは,不安やストレス,憂うつな気分を感じている人に役立ちえる情報を提供し,Smart(賢明で)、Positive(前向きで)、Active(活動的で)、Realistic X-factor thought(現実的な新しい考え方)をする方法を学ぶお手伝いをします。

2. 認知行動療法とは?
認知行動療法は、考え方、行動,そしてその結果としての気分の関係に注目しています。認知行動療法によってバランスが取れた考え方を身につけることで、ネガティブな考え方と感情に対処できるようになり,結果として楽しい気分を感じたり、達成感を得たりすることに繋がる可能性があるといわれています。認知行動療法は様々な研究でうつや不安への効果が証明されています。

3. スパークスの構成はどうなっていますか?
スパークスには全部で7つのレベルがあり,それぞれのレベルは約30分かかります。毎週1つか2つのレベルに挑戦し,実生活でも学んだスキルを実践するのがよいと言われています。

4. スパークスはどのように進めていきますか?
  ⅰ. ガイドが登場し,スパークスについて説明します。
  ⅱ. 自分のアバターをカスタマイズして,気分のバランスが失われた国々へと冒険に旅立ちます。
  ⅲ. 冒険中は,色々なキャラクターに会い、パズルを解き、ミニゲームをします。また,Gnatsというネガティブ思考を倒していきます。
  ⅳ. 冒険を終えると、ガイドは日常で使用できるスキルの使い方を説明します。
  ⅴ. スキルを実生活でどんどん応用することで,気分の向上や問題解決を図ります。

5. スパークスとは何の訳ですか?
Smart (賢明で)、Positive(前向きで), Active(活動的で), Realistic X-factor thought(現実的な新しい考え方)の略です。

6. スパークスはなぜ役立つのですか?
スパークスは,先行研究によってうつへの効果が証明されている認知行動療法に基づいて作られています。本から認知行動療法について学んだり、誰かと話したりする代わりに、スパークスは新しい考え方と行動方法を説明します。そして、プライヤーは学んだ考え方や行動をスパークスの中で実践できます。つまり,スパークスは楽しくアクティブに認知行動療法を学ぶことができるので,多くの人に役立つといわれています。

7. スパークスを最大限に活用するにはどうしたらいいですか?
一度に全てのレベルを終えてしまうより、1週間に1つか2つのレベルを行い、一定期間にわたってスパークスをする方が良いといわれています。そうすると次のレベルに進む前に実生活でそのスキルを練習できるからです。
たとえ気分が良くなり始めたとしても,7つ全てのレベルを行うことを推奨します。そうすることでスパークスを最大限に活用できるからです。もし可能であれば、あなたが信用できる人に学んだ事を共有するものいいでしょう。学習した新しいスキルを思い出したり,実践したりする手助けをお願いしてみてください。

8. スパークスを使用している人への支援
スパークスを使用している人を助けるには多くの方法があります。重要なのは,あなたが助けたい、喜んでサポートしたいと思っていることを当事者が知ることです。どんなサポートを望んでいるのか尋ねてみてください。下記のようなサポートも役立つかもしれません。
  ・スパークスがどのようなものかを知るために自分もスパークスを行ってみる。
  ・当事者と一緒にスパークスをする
  ・スパークスで学んだスキルの練習を手伝う。
  ・当事者が悩んでいる問題を解決する手助けをする。
  ・毎日楽しいことや良いことがあるという事に気づく手助けをする。
スパークスを使っている人の状況が変化していないと不安に思う時はもっと支援を受けるよう促してください。スパークスは危機介入にはなりません。